これだけ覚えればOK!スパークリングワインの製法による違い

スパークリングワインってそもそも、どうやって造られるの?

普段見かけるスパークリングワイン。

値段が明らかに違う・・・

結局何が違うの?それを簡単にご紹介します。

こんなお悩みを解決します!

・スパークリングワインの値段の違いは?

・結局何がどう違うの?

・それぞれの味わいの違いは?

是非チェックしてみてください!

かがソムリエ プロフィール

紹介文
目次

スパークリングワインの製法 3つ

スパークリングワインはこの3つを覚えておけば大丈夫です。

瓶内二次発酵(別名メソード・トラディショネル)

シャルマ方式

炭酸ガス注入方式

簡単に違いを見ていきましょう

瓶内二次発酵

シャンパーニュに代表される方式です。

特徴としては下記です。

製法造り方代表的なワイン




瓶内二次発酵

その名の通り、瓶の中で2回目の発酵をさせることです。
一次発酵によりぶどうからワインを造る
       ↓
できたワインと酵母、
アルコール発酵に必要な糖分を入れ瓶詰。
       ↓
発酵が終わったらそのまま熟成させ、
役目を終えた酵母の残骸を取り除く。
フランス
・シャンパーニュ
・クレマン

イタリア
・フランチャコルタ

スペイン
・カヴァ

長い熟成期間を経るものもあり、値段が高いものも多いです。

シャルマ方式

イタリアのプロセッコに代表される製法です。

製法造り方代表的なワイン


シャルマ方式
一次発酵によりぶどうからワインを造る
       ↓
密閉したタンク内で二次発酵を行う
       ↓
       瓶詰

イタリア
・プロセッコ

上の瓶内二次発酵に比べてコストがかからず、
空気との接触が少ないので、フレッシュなアロマが楽しめます。

炭酸ガス注入方式

一般的なお手頃スパークリングワインに多い製法です。

製法造り方代表的なワイン
炭酸ガス注入方式白ワインやロゼワインに、
炭酸ガスを注入する
お手頃なスパークリングワイン

スーパーなどで見かける1000円以下のスパークリングワインは、
この製法のものが多いです。

製法による味わいの違い

上記の3つの製法で、実際味わいはどう違うの?

簡単にご紹介します!

製法味わい価格帯
瓶内二次発酵・泡立ちはきめ細かく、溶け込んでいる。
・口に含むと、フワッと柔らかい。
・複雑でエレガント。
高価格帯
2,5000円程~

シャルマ方式
・上記よりもフレッシュでフルーティ。
・華やかな香りと風味。
・軽快で爽やか。
中価格帯
1,500~2,500円程

炭酸ガス注入方式
・泡立ちは少し粗め。
・泡の持ちは短い。
・フレッシュで爽やか。
低価格帯
~1,500円程

それぞれに良さがありますので、
シーンによって分けて使い分けましょう!

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是非この機会にお試しください。

瓶内二次発酵

オススメその①シャンパーニュです。

瓶内二次発酵の元祖ともいえるシャンパーニュ。

その中でも、こちらは原料となるぶどうを協同組合から買い、

安定したクオリティを維持し続けています。

きめ細かな泡立ちと上質さ。フレッシュながら複雑さとエレガンス。

レストランでも扱いのあるワインで、是非とも一度お試し頂きたいシャンパーニュです。


シャルマ方式

オススメその②プロセッコです。

きらびやかなボトルに思わず目を奪われます。

見た目だけでなく、味わいも素晴らしいです。

フルーティで丸みのある果実味。心地よい爽やかさが口いっぱいに広がります。

自分で楽しむのはもちろん、友人同士の集まりで注目されること間違いなし


炭酸ガス注入方式

オススメその③オーストラリアのスパークリングワインです。

スーパーでも見かけるワインかと思いますが、

こちらもお値段の割には非常に◎

スッキリ華やかな果実味と軽快さ。さらっと食事と一緒に楽しめます。

しかも、何度でも開け閉めできるキャップ栓!

数日に分けて楽しめます!


素敵なスパークリングワイン・ライフを

これから年末にかけて華やかに食卓を彩ってくれるスパークリングワイン。

少しでも知識をつけておき、みんなに話せるようになれば、

一目置かれること間違いなし!?

是非ともお好きなスパークリングワインを見つけてみてください!

かがソムリエ プロフィール

石川県加賀市出身のワインインポーター。レストランのワインリストの監修20件以上。上質な時間を楽しめるレストランのご紹介。

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