ラベルから楽しむワイン

こんにちは!かがソムリエです。

ワインを楽しむうえで、こんなお悩みはありませんか?

「ワインが好きだけど、うまく選べない」

「どうやって楽しんだら良いのか、よくわからない」

「かっこよくワインを表現したい!」

そんな方へ、少しでもお役に立てられるよう、ご紹介します!

ワインの味わいについて、少しでも理解が深まれば、合わせるお料理やシーンの幅が広がりますよ!

目次

ワインのラベルからわかること

ワインのラベルは、横文字ばっかりで、拒否反応を起こす方もいらっしゃるのでは?

そんな方へ、わかりやすくざっくりご紹介!

ワインのラベルからは、こんなことがわかります。

特にチェックポイントとしたら、

国、地域

これで何となくのワインの味わいが想像できます。

ワインのラベルから想像する味わい

では、具体的にどんなことがわかるのでしょうか?

まず国

フランス、イタリア、スペインなど、古くからワインが造られている国と、

アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、最近では中国など、

比較的最近日本に輸入されるようになってきた国を分けた表現で、

後者を「ニュー・ワールド」と呼ぶこともあります。

味わいの違いでは、分かりやすく2つの国で比較すると、

フランス:上品で多様性

アメリカ:アタックが強く、分かりやすく美味しい

といった感じでしょうか。

今回は、私の専門分野のフランスにフォーカスしてご紹介します。

地域ごとの味わいの違い(フランスの場合)

フランスは六角形のような形をしています。

フランスの全体図

エリアによって品種や味わいが多様化し、覚えるのには時間がかかるので、

簡単に味わいを表現するとこんな感じです。

北の地域:軽やかでさわやか

南の地域:ボリュームがあり、濃厚

イメージするのに、日本のフルーツを想像してみてください。

北の地域はリンゴのように、皮は赤色ですが中は白。味わいも爽やかな酸もありますが、

南の地域はマンゴーやミカンは、色合いも鮮やかですが、皮の中までしっかり色があるうえ、甘みもたっぷり。

ワインは葡萄の糖分をベースにアルコール発酵をするので、

南の糖度が高い葡萄の方が凝縮感があり、アルコールのボリュームも高くなる、そんな印象です。

ワインを実際に合わせてみよう!

ワインに合わせるお食事も変えるのも楽しいです!

例えば、

【お魚のカルパッチョ

鯛やスズキなどの白身→北のエリアの白

マグロのような赤身→北のエリアの赤

お肉】

焼肉→南のエリアの白や赤

ステーキ→南のエリアの赤 ※シンプルに塩コショウのみの味付けなら、北のエリアの赤でも美味しい!

など、地域によって食材やお料理をセレクトすると、食卓の会話に華が咲きますよ!

ワインは先入観なしに、ラベルから楽しもう!

これまでお話したとおり、ラベルから楽しむ要素も多くあります。

CDのように「ジャケ買い」でピンと来たワインを買うのも一つの楽しみです。

是非、素敵なワインライフを🍷

かがソムリエ プロフィール

石川県加賀市出身のワインインポーター。レストランのワインリストの監修20件以上。上質な時間を楽しめるレストランのご紹介。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次